(3月6〜10日)米雇用統計は失業率に注目!完全雇用で3月利上げ確定?

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1.米雇用統計|失業率は4.7%で0.1%改善予想。イエレン議長発言の完全雇用を裏付ける数字となるか?

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中国では、3月5〜15日の日程で全国人民代表大会、通称全人代が開催されます。

全人代も気になりますが、今週の注目は何と言っても3月10日(金)22:30、米雇用統計の発表です。

非農業部門雇用者数は、22.7万人から19.0万人に、3.7万人減の予想となっています。

また失業率は、4.8%から4.7%に、0.1%改善の予想となっています。

先週は、口裏を合わせたかのように、FRB高官から3月利上げを市場に浸透させようとするタカ派発言が相次ぎました。FedWatch(フェドウォッチ)の予想確率は、先週末の26.6%から79.7%に急上昇。目安となる70%を超えて利上げが濃厚です。

【FedWatch】70%超で確定?米FOMC政策金利の予想確率をチェック!
FedWachの見方を紹介!FedWatchとはFF金利の誘導目標が変更される可能性を確率で求めたものです。金利変更の予想確率が70%を超えると、実際のFOMCでFF金利が変更される確率も非常に高いと言われています。

特にイエレン議長からは、「労働市場は完全雇用に達した。3月会合で調整を判断」との発言がありました。

失業率が予想通りの改善となれば、イエレン議長の言う完全雇用を裏付ける数字となり、3月利上げが確実視されると思います。

逆に、失業率が悪化となれば、すでに織り込みが進んでいる3月利上げに市場は疑心暗鬼になりますので、急激なドル安に警戒しましょう。

2.ECB理事会|ユーロ圏消費者物価指数は2.0%に加速!政治リスクが高まる中、ドラギ総裁の金融スタンスは?

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次の注目は、3月9日(木)のECB理事会です。21:45に政策金利発表、22:30からはドラギECB総裁の記者会見が予定されています。

先週3月2日に発表された2月のユーロ圏消費者物価指数は、1月の1.8%から2.0%に加速。2%をやや下回ると言うECBの中期目標を上回る数字でした。

ワイトマン独連銀総裁は、今年ユーロ圏のインフレ率が予想を0.5%上回ると発言しています。

また、メルケル独首相は、「ドイツにとってユーロは安すぎ」とECBの金融緩和がドイツの意に沿わないと明言しています。

このように、経済指標からは金融緩和縮小のシグナルが点灯しているのですが、ユーロ圏はギリシャ不安再燃やオランダ国政選挙・フランス大統領選挙などの政治リスクを抱えているので、なかなか金融緩和縮小に踏み切れないジレンマを抱えています。

ECB理事会後のドラギ総裁が、金融緩和継続・縮小に関して、どんな発言をするのか、発言が飛び出すたびに一喜一憂するジェットコースター相場が予想されます。落ち着いて相場の行方を見極めましょう。

3.中国全人代|中国の成長率は6.7%に減速!目標6.5〜7%は辛うじて死守するも、目標引き下げはあるか?

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冒頭説明した通り、3月5〜15日、中国では全国人民代表大会、通称全人代が開催されます。

注目のポイントは、成長率目標の引き下げです。

中国の昨年の成長率は6.7%。一昨年の6.9%から0.2%低下し、減速の一途をたどっています。目標として掲げていた6.5〜7%は辛うじて死守しましたが、このまま減速が続けば、今年6.5%を下回る可能性が高まります。

なんとか成長率減速を食い止めようと対策を講じるでしょうが、米国は中国を為替操作国として、貿易不均衡を是正しようとしてきます。

内需拡大などの政策が示されるのか、成長率目標の引き下げがあるのか、注目したいと思います。

4.その他の経済指標|豪中銀金融政策委員会など

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3月7日(火)12:30、オーストラリアの政策金利が発表されます。

予想は1.5%で据え置きです。前回2月と同様、楽観的な経済見通しを発表すると思われます。無風イベントと予想していますが、豪ドルのポジションを持っている方は、チェックしましょう。

その他の経済指標は、以下をご覧ください。

金融ポータルサイト、Investing.com 日本によって提供されている経済カレンダー
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