名目実効為替レート(BOE) 週間ランキング
イングランド銀行(BOE)の名目実効為替レートの日次データから求めた週間ランキングです。
通貨の強弱を見極めるには、実効為替レート(=通貨インデックス)を見るのが一番です。61カ国・地域の実効為替レートを一覧で見れるのは、国際決済銀行だけです。更には名目・実質の両方が見れます。また日次データをタイムリーに見れるのは、イングランド銀行です。
11カ国・地域のデータからFXで取引の多い8カ国・地域のデータを抜粋して、前週のデータとの騰落率でランキングをつけています。
| 順位 | 国地域・通貨 | 名目実効為替レート | 騰落率 | ||
| 前回 | 今回 | 12/30(金) | 1/6(金) | ||
| 3 | 1 | カナダドル | 87.8289 | 89.5596 | +2.0% |
| 6 | 2 | 豪ドル | 92.8549 | 93.8426 | +1.1% |
| 4 | 3 | 日本円 | 134.8388 | 135.1577 | +0.2% |
| 5 | 4 | スイスフラン | 161.5607 | 161.9324 | +0.2% |
| 7 | 5 | 英ポンド | 77.1094 | 77.0492 | -0.1% |
| 2 | 6 | ニュージーランドドル | 120.2429 | 120.1444 | -0.1% |
| 1 | 7 | ユーロ | 88.8405 | 88.7542 | -0.1% |
| 8 | 8 | 米ドル | 107.2697 | 106.5280 | -0.7% |
(出典:Bank of England, Effective exchange rates)
先週上昇率トップのユーロは大きく後退、ユーロに変わって年始第1週に上昇率トップを奪ったのはカナダドルでした。
先週の通貨ランキングは、以下よりご確認ください。
先週上昇率トップの日本円は4位に後退、日本円に変わって年末に上昇率トップを奪ったのはユーロでした。ユーロは過去5年間(2011〜2015年)で年末の値動きが大きく、昨年末も同じ傾向が見られたと言えます。一方、下落率トップは米ドルでした。
資源国通貨と言われるカナダドルは、年始からの資源価格の上昇と歩調を合わせるように堅調に上昇し、上昇率トップを獲得しました。
またユーロについては、1/3(火)には12/20(火)のユーロドル最安値1.03515ドルを更新し、1.03395ドルを記録しました。ユーロ売りの動きが再開しそうな気配です。
指数平滑法による予測【円】では、1/11(水)の差引前週比はプラスマイナス0という結果になりました。大統領就任式を控えて、様子見の1週間になるかもしれません。【ユーロ】では、1/11(水)の差引前週比はマイナスが若干増加します。ユーロ売りの動きが再開しそうです。
一方、下落率トップは2週連続で米ドルでした。米大統領選挙以降、ドルは大きく買われていましたので、年末年始はポジション調整で売られたものと思われます。
1/9(月)は成人の日で日本市場は休場でした。ドル円は朝方からじわじわと上昇、15:00頃に117.5円付近まで上昇した後、欧州市場が開くと、一転下落に転じています。
先週同様に、今週も115円付近までのポジション調整があるかもしれません。
今週は米FRB幹部の発言に注目しましょう!
成人の日の1週間の注目は、米FRB幹部の講演です。利上げ加速を示唆する発言【ドル高、円安に動く】をするのか、それとも昨今のドル高を牽制するような発言【ドル安、円高に動く】をするのか、注目したいと思います。特に、2017年のFOMC投票権を持つ幹部の発言は要チェックです。