FXトレード手法【その5】「売り」と「買い」どちらから始める?

ビッグバナー広告

1.指値注文は「買い」から始めるのがベスト!

FXは、売り(Short)買い(Long)のどちらからでも始めることができます。確かにどちらから始めても良いのですが、売りと買いでは必要証拠金とスワップポイントに違いがありますので、売りと買いのメリット、デメリットを理解しておきましょう。

まずは、必要証拠金です。必要証拠金の計算方法については、FXトレード手法【その4】取引する通貨数量を決めよう!で詳しく説明しています。

FXトレード手法【その4】取引する通貨数量を決めよう!
通貨ペアが決まったら、次は取引する通貨数量を決めましょう。中長期的に取引をするのであれば、取引する通貨数量の上限は自己資金の1/30、また取引する通貨単位は自己資金の1/100程度にして、値動きに合わせて売買することをおすすめします。

ドル円のレートは1ドル110円とします。10,000通貨の必要証拠金は、44,000円です。この時点では、「売り」、「買い」ともに必要証拠金は変わりません。

ここで、指値111円、10,000通貨の売り注文、指値109円、10,000通貨の買い注文をしして、両方の注文ともに約定したとします。

「売り」の必要証拠金は44,400円、「買い」の必要証拠金は43,600円になり、「買い」の方が必要証拠金が少なくなることが分かります。

指値注文をする場合は、「買い」から始める方が必要証拠金が少なくて済むということを覚えておきましょう。

2.スワップポイントが貰えるポジションから始めよう!

スワップポイントとは、通貨ペアの金利差から得られる利益、または損失のことを言います。例えばドル円(USD/JPY)の場合、2016年11月時点の政策金利はドル0.5%、円0.1%です。従って金利の高いドルを買って金利の低い円を売る、すなわちドル円の「買い」で金利差0.4%のポイントが貰えます。

現在の政策金利を確認しておきましょう。外為どっとコムの政策金利一覧が見やすく、おすすめです。

例えば、1ドル110円、10,000通貨の買いポジションを1年間保有したとします。ドルの金利0.5%、円の金利0.1%とすると、1年間のスワップポイントは、110×10,000×(0.005-0.001)=4,400円です。スワップポイントは日割りで貰えますので、1日保有すると、4,400/365=12円になります。

当然、売りポジションでは、1日保有すると、12円のスワップポイントを支払うことになります。

短期売買であればそこまでスワップポイントを気にする必要はありませんが、長期間ポジションを保有していると、ジワリジワリと効いてくるのがスワップポイントです。

特にトルコリラや南アフリカランドなどの高金利通貨では、その影響が大きくなります。

スワップポイントはFX会社が独自に設定しています。参考までに、私が使っているSBI FX TRADEのスワップポイントは以下の通りです。

SBI FXTRADE

2016年11月25日であれば、ドル円(USD/JPY)、10,000通貨の買いポジションで、1日36円のスワップポイントが貰えます。

スワップポイントが貰えるポジションから取引を始められればベストです。

スワップポイント比較 -SBI FX TRADE、10,000通貨の場合-

通貨ペア スワップポイント(1日)
売り(Short) 買い(Long)
USD/JPY -37円 36円
EUR/JPY -4円 2円
GBP/JPY -32円 30円
AUD/JPY -47円 45円
NZD/JPY -49円 47円
CAD/JPY -13円 11円
CHF/JPY 4円 -5円
ZAR/JPY -15円 14円
CNH/JPY -9円 6円
EUR/USD 36円 -38円
GBP/USD 16円 -18円
AUD/USD -22円 20円
TRY/JPY -78円 72円
KRW/JPY -7円 3円
HKD/JPY -4円 3円
NZD/USD -32円 28円
USD/CAD -21円 6円
USD/CHF -47円 42円
EUR/GBP 20円 -23円
EUR/AUD 67円 -70円
EUR/NZD 75円 -80円
EUR/CHF -12円 7円
GBP/AUD 52円 -55円
GBP/CHF -42円 37円
AUD/NZD 8円 -13円
AUD/CHF -57円 53円

(2016年11月25日のスワップポイント)

3.トレンドに逆らわないポジションから始めよう!

必要証拠金が多くなったり、少なくなったり、また、スワップポイントが貰えたり、支払ったり、「売り」と「買い」でメリット・デメリットがあることは分かりました。

でも一番大事なのは、トレンドに逆らわないポジションを持つということです。

例えば、2016年11月8日の米大統領選挙でトランプ候補が勝利して以降、トレンドは一変して、一気にドル高が進んでいます。

このドル高のトレンドに乗っかって、ドル円の「買い」ポジションから始めるのが良いと思います。またドル円の「買い」ポジションであれば、スワップポイントが貰えるし、トレンドと逆方向、すなわち多少ドル安に進んでも、指値買いで必要証拠金が少なくて済みます。

①トレンドに乗る、②スワップポイントを貰う、③①、②が買いポジションであればベスト、という順番で、「売り」、「買い」どちらのポジションから始めるか決めましょう。

レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする