FXトレード手法【その3】おすすめの通貨ペアはコレだ!

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1.コツコツ派は取引量の多い通貨ペアを選ぼう!

FXではドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)、ユーロ円(EUR/JPY)、英ポンド円(GBP/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)、など取引可能な通貨ペアがたくさんあります。

それではどの通貨ペアを選べば良いのでしょうか?

FXで一攫千金を狙うのであれば、値動きの激しい英ポンド円やスワップポイントが高いトルコリラ円(TRY/JPY)などが良いかも知れません。確かにこれらの通貨ペアであれば、うまくいけば少ない投資で多くの利益を得ることも不可能ではありません。しかし値動きの激しい通貨ペアは、予期せぬ暴騰/暴落によって一瞬のうちにロスカットに巻き込まれる恐れがあります。

地震やテロ、ファットフィンガー(誤発注)など、取引を続けていると、予測できないことは必ず起こります。取引量の多い通貨ペアは、例えば、ある一部の機関投資家がファットフィンガーを起こしたとしても、母数が大きいので、その影響は小さくて済みます。

取引量の多い通貨ペア 順位表(2016年4月、1日平均取引量)

順位 通貨ペア 略称 取引量(10億ドル) (%)
1 ユーロ/ドル EUR/USD 1,173 23.0
2 ドル/円 USD/JPY 902 17.7
3 英ポンド/ドル GBP/USD 470 9.2
4 豪ドル/ドル AUD/USD 266 5.2
5 ドル/カナダドル USD/CAD 218 4.3
6 ドル/人民元 USD/CNY 192 3.8
7 ドル/スイスフラン USD/CHF 180 3.5
8 ドル/メキシコペソ USD/MXN 105 2.1
9 ユーロ/英ポンド EUR/GBP 100 2.0
10 ドル/シンガポールドル USD/SGD 81 1.6
11 ユーロ/円 EUR/JPY 79 1.6
12 ニュージーランドドル/ドル NZD/USD 78 1.5
13 ドル/韓国ウォン USD/KRW 78 1.5
14 ドル/香港ドル USD/HKD 77 1.5
15 ドル/スェーデンクローナ USD/SEK 66 1.3
16 ドル/トルコリラ USD/TRY 63 1.2
17 ドル/インドルピー USD/INR 56 1.1
18 ドル/ロシアルーブル USD/RUB 53 1.0
19 ドル/ノルウェークローネ USD/NOK 48 0.9
20 ドル/ブラジルレアル USD/BRL 45 0.9
21 ユーロ/スイスフラン EUR/CHF 44 0.9
22 ドル/南アフリカランド USD/ZAR 41 0.8
23 ユーロ/スェーデンクローナ EUR/SEK 36 0.7
24 ドル/台湾ドル USD/TWD 31 0.6
25 豪ドル/円 AUD/JPY 31 0.6
26 ユーロ/ノルウェークローネ EUR/NOK 28 0.6
27 ドル/ポーランドズウォティ USD/PLN 19 0.4
28 ユーロ/豪ドル EUR/AUD 16 0.3
29 ユーロ/カナダドル EUR/CAD 14 0.3
30 ユーロ/ポーランドズウォティ EUR/PLN 13 0.3
31 ユーロ/デンマーククローネ EUR/DKK 13 0.3
32 カナダドル/円 CAD/JPY 7 0.1
33 ユーロ/ハンガリーフォリント EUR/HUF 5 0.1
34 ニュージーランドドル/円 NZD/JPY 5 0.1
35 ユーロ/トルコリラ EUR/TRY 4 0.1
36 トルコリラ/円 TRY/JPY 3 0.1
37  南アフリカランド/円 ZAR/JPY 3 0.1
38 ユーロ/人民元 EUR/CNY 2 0.0
39 ブラジルレアル/円 BRL/JPY 1 0.0
ドル/その他通貨 USD/OTH 213 4.2
ユーロ/その他通貨 EUR/OTH 65 1.3
円/その他通貨 JPY/OTH 45 0.9
ドル・ユーロ・円以外の通貨ペア Other pairs 116 2.3
全ての通貨ペア All pairs 5,088 100

(出典:BIS Triennial Bank Survey 2016)

国際決済銀行(BIS)が3年ごとに公表している通貨ペアの1日平均取引量を見ると、1位のユーロドル(EUR/USD)と2位のドル円(USD/JPY)で、全ての通貨ペアの約40%を占めていることが分かります。

一方、高スワップで人気があるトルコリラ円(TRY/JPY)は36位、南アフリアランド円(ZAR/JPY)は37位で、それぞれ全体の0.06%の取引量しかありません。

FXを中長期の投資と考えて、コツコツと利益を稼ぎたい皆さんは、暴騰/暴落の起こりにくい取引量の多い通貨ペアを選びましょう

やはりおすすめは、ユーロドル(EUR/USD)とドル円(USD/JPY)です。

2.スプレッドの狭い通貨ペアを選ぼう!

スプレッドとは、通貨ペアの買値(Ask)と売値(Bid)との差のことです。

例えば、ドル円の買値が100.0000円で、売値が99.9973円のとき、その差は0.0027円、すなわち0.27pips(最小通貨単位、円の1/100)がスプレッドとなります。買値が売値より高く設定されており、買いと売りを同時に行った場合は、ユーザーは必ず損をするようになっています。

10,000通貨の買いと売りを同時に行った場合、(0.27/100)×10,000=27円の損失が発生します。すなわち、10,000通貨の取引をするために、27円の手数料を支払っているという訳です。

それでは、ユーロドルの手数料はいくらになるのでしょうか?ユーロドルの買値が1.100000ドル、売値が1.099952ドルのとき、その差は0.000048ドル、すなわち0.48pips(最小通貨単位、セントの1/100)がスプレッドとなります。

10,000通貨の買いと売りを同時に行った場合、(0.48/100)×10,000=48セント、すなわち、10,000通貨の取引をするために、0.48ドルの手数料を支払っているという訳です。

ドルでは分かりにくいので、円換算すると、0.48×110.21(USD/JPY,2016年11月18日仲値)=52.9008円となります。

私が利用しているSBI FX TRADEの場合、スプレッドと10,000通貨の実質手数料は以下のようになります。

SBI FXTRADE

スプレッドと手数料(円)比較-SBI FX TRADE、10,000通貨-

通貨ペア スプレッド 手数料 レート 手数料(円)
USD/JPY 0.27 27円 27円
EUR/JPY 0.69 69円 69円
GBP/JPY 1.19 119円 119円
AUD/JPY 0.77 77円 77円
NZD/JPY 1.79 179円 179円
CAD/JPY 1.79 179円 179円
CHF/JPY 2.39 239円 239円
ZAR/JPY 0.99 99円 99円
CNH/JPY 2.58 258円 258円
EUR/USD 0.48 0.48ドル USD/JPY 110.21 53円
GBP/USD 1.49 1.49ドル USD/JPY 110.21 164円
AUD/USD 1.39 1.39ドル USD/JPY 110.21 153円
TRY/JPY 4.8 480円 480円
KRW/JPY 3.8 380円 380円
HKD/JPY 1.9 190円 190円
NZD/USD 1.6 1.6ドル USD/JPY 110.21 176円
USD/CAD 1.7 1.7カナダドル CAD/JPY 81.34 138円
USD/CHF 1.5 1.5スイスフラン CHF/JPY 109.34 164円
EUR/GBP 0.9 0.9英ポンド GBP/JPY 136.81 122円
EUR/AUD 1.5 1.5豪ドル AUD/JPY 81.53 122円
EUR/NZD 3.4 3.4ニュージーランドドル NZD/JPY 77.49 263円
EUR/CHF 1.7 1.7スイスフラン CHF/JPY 109.34 186円
GBP/AUD 1.6 1.6豪ドル AUD/JPY 81.53 130円
GBP/CHF 2.7 2.7スイスフラン CHF/JPY 109.34 295円
AUD/NZD 2.8 2.8ニュージーランドドル NZD/JPY 77.49 217円
AUD/CHF 2.9 2.9スイスフラン CHF/JPY 109.34 317円

(SBI FXトレードのスプレッドは2016年11月19日現在、レートは2016年11月18日仲値)

手数料(円)が安いのは、1位がドル円(USD/JPY)の27円、2位がユーロドル(EUR/USD)の53円、3位がユーロ円(EUR/JPY)の69円となります。スプレッドで選ぶなら、やはりドル円、ユーロドル、ユーロ円がおすすめです。

3.値動きの大きくなる時間が長い通貨ペアで差益を狙え!

取引量の多さ、スプレッドの狭さでおすすめなのは、ドル円とユーロドルです。どちらを選んでも問題ないのですが、私が最もおすすめするのは、ドル円です。それは、ドル円は値動きの大きくなる時間が長いからです。

FXは基本的に土曜日、日曜日を除く24時間取引ができますが、通貨によって、値動きの大きくなる時間が異なります。

東京時間は円、ロンドン時間はユーロ、ニューヨーク時間はドルの値動きが大きくなり易いという特徴があります。為替の値動きは日々、世界中で発生するイベントによって、上下動を繰り返しますが、日本・欧州・米国の政策金利や雇用統計などの経済指標は、東京・ロンドン・ニューヨーク市場の時間に発表されるからです。

例えば、ビッグイベントの米雇用統計は、夏時間は21:30、冬時間は22:30に発表されるので、この時間はドルが大きく動きます。

ドル円であれば、円の動く08:00~16:00、ドルの動く21:00~05:00(夏時間)の計16時間、差益を狙うチャンスがあります。

一方、ユーロドルであれば、ユーロの動く16:00~00:00(夏時間)、ドルの動く21:00~05:00(夏時間)の計13時間、差益を狙うチャンスがあります。

ロンドンとニューヨーク市場は、重なる時間帯がありますが、東京とニューヨーク市場は重なる時間がないので、ドル円の方が値動きの大きい時間が長くなるのです。

東京、ロンドン、ニューヨークの全ての時間で差益を狙うのであれば、ドル円、ユーロドルの2つの通貨ペアを選びましょう。08:00~05:00(夏時間)の21時間、差益を狙えます

東京・ロンドン・ニューヨーク時間 値動きの特徴

市場 時間 値動きの特徴
東京 08:00~16:00 円の値動きが大きくなり易い
ロンドン 16:00~00:00(夏時間) ユーロの値動きが大きくなり易い
17:00~01:00(冬時間)
ニューヨーク 21:00~05:00(夏時間) ドルの値動きが大きくなり易い
22:00~06:00(冬時間)

ドル円、ユーロドルの次におすすめは、スプレッドの狭いユーロ円です。FXトレード手法【その2】コツコツ利益を積み重ねよう!で書きましたが、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の3つの通貨ペアを同時に持つことで、両建てと同じ効果を得ることができます。

FXトレード手法【その2】コツコツ利益を積み重ねよう!
日々の為替の動きを予測することはできるでしょうか?私は、「できない」と思います。しかしFXでは、為替の動きが予測できないからと言って、利益を上げられない訳ではありません。為替の上下動に合わせて、買いと売りを繰り返せば、コツコツと利益が積み上がります。

最初はドル円、慣れてきたらユーロドル、余裕が出てきたらユーロ円、と段階的に通貨ペアを増やしていきましょう。

  • No.1 ドル円(USD/JPY)
  • No.2 ユーロドル(EUR/USD)
  • No.3 ユーロ円(EUR/JPY)

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