名目実効為替レート(BOE) 週間ランキング
FXトレード手法【その7】通貨の強弱を見極めよう!で紹介したイングランド銀行(BOE)の名目実効為替レートの日次データから求めた週間ランキングです。
11カ国・地域のデータからFXで取引の多い8カ国・地域のデータを抜粋して、前週のデータとの騰落率でランキングをつけています。
| 順位 | 国地域・通貨 | 名目実効為替レート | 騰落率 | ||
| 前回 | 今回 | 12/16(金) | 12/23(金) | ||
| 8 | 1 | 日本円 | 133.7530 | 134.8944 | +0.9% |
| 3 | 2 | ユーロ | 87.8690 | 88.3542 | +0.6% |
| 2 | 3 | スイスフラン | 161.5334 | 161.7072 | +0.1% |
| 1 | 4 | 米ドル | 107.9206 | 107.8746 | -0.0% |
| 7 | 5 | ニュージーランドドル | 120.3302 | 119.6710 | -0.5% |
| 6 | 6 | カナダドル | 88.6902 | 87.7580 | -1.1% |
| 5 | 7 | 豪ドル | 94.1538 | 93.0554 | -1.2% |
| 4 | 8 | 英ポンド | 78.6558 | 77.2969 | -1.7% |
(出典:Bank of England, Effective exchange rates)
2週連続で下落率トップの日本円が一転、上昇率トップとなりました。一方、下落率トップは英ポンドでした。
日本円は、特に買われる要因はありませんでしたが、これまで大きく売られており、クリスマス休暇前のポジション調整の影響によるものと思われます。
英ポンドは、英政府のEU離脱交渉の方針が不透明であること、また英ポンドの利上げ観測が後退したことにより、売られる結果となりました。
今週はクリスマス休暇明けの海外勢が戻ってきます。【注目の経済指標】(12/26〜30)で説明しましたが、年末に動きが大きいユーロに注目したいと思います。
12月20日のユーロドル最安値1.03515を更新することがあれば、一気にユーロ売りが進むことも想定されますので、着目しましょう。
