【IMMポジション】円・ユーロともに投機筋は様子見が続く?

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IMMシカゴ先物ポジション|指数平滑法で建て玉を予測

シカゴIMM先物ポジションの投機筋の建て玉枚数を予測してみました。

詳しくは、以下をご覧ください。

FXトレード手法【その1】投機筋の動きに乗っかろう!
今後為替が円高に動くのか、円安に動くのか、予測することはできないのでしょうか?答えは、「ある程度は予測できる」です。それは為替の需要と供給の8割を投機筋が握っているからです。そして一部の投機筋の動きが分かるのが、シカゴ通貨IMM先物ポジションです。

IMMポジションは、シカゴマーカンタイル取引所の毎週火曜日の取引終了後の建て玉枚数です。CTFC(全米先物取引委員会)は、その集計結果を金曜日に公表しています。

IMMポジションは、為替の中・長期的なトレンド把握には有効なのですが、公表までにタイムラグがあるので、短期トレードには使えません。

それだったら、建て玉枚数を予測すればいいじゃないか!ということで、ビジネスの場面で需要予測等に用いられる指数平滑法を使い、買い(Long)、売り(Short)のそれぞれの建て玉枚数を予測しています。

また、シカゴマーカンタイル取引所の取引終了時間は、日本時間では水曜日の6時15分(サマータイムは5時15分)なので、その時間の為替レートを記載しています。

先週の予測は、以下をご覧ください。

【IMMポジション】日米首脳会談を踏まえた投機筋の動きに注目!
2/15(水)予測は若干円買いが増加。日米首脳会談の結果を踏まえて、投機筋がポジションを動かすのか?ユーロは横ばい。オランダ・フランス選挙、ギリシャ不安再燃などユーロ売り材料を抱えています。円・ユーロともにポジション推移に注目しましょう。

1.【円】の建て玉枚数|予想は横ばい継続、トランプ大統領の議会演説まで様子見続く?

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日付 時間 ドル円 買い 売り 差引 差引前週比
2/8(水) 6:15 112.361 25,874 80,934 -55,060 3,271
2/15(水) 6:15 114.237 27,701 78,985 -51,284 3,776
2/22(水) 6:15 横ばい  28,396 79,096 -50,700 584

(ドル円はXM Mac MT4(2月7,14日23:15)より抜粋、太字は予測値)

指数平滑法による予測【円】では、2/22(水)の差引前週比は、「584枚のプラス(円買いが増加)」という結果になりました。

ちなみに、2/15(水)の差引前週比は、「3,776枚のプラス(円買いが増加)」でした。

2月10日の日米首脳会談というビッグイベントを無事通過しましたが、投機筋はポジションを大きく動かすことありませんでした。

先週の注目は、2月15日、16日、イエレン議長(上写真)の議会証言でした。タルーロ理事がトランプ大統領のドット・フランク法見直しの大統領令に反発、4月辞任を表明した後に開催された議会証言。イエレン議長の発言に注目が集まりました。

(2月13〜17日)イエレン議長議会証言!タルーロ理事辞任の影響は?
今週の注目はイエレンFRB議長(写真左)の議会証言。2月15,16日の両日予定されています。タルーロ理事がトランプ大統領に反発して4月上旬の辞任を表明したばかり。利上げ時期への影響はあるのか、イエレン議長の発言に注目しましょう。

本来はハト派(利上げに慎重)のイエレン議長から聞こえてきたのは、3月利上げを匂わせるタカ派(利上げに前向き)発言。この発言を受けてドル円は113円前半から急上昇、今週の高値114.9円をつけました。でも上昇はここまで。115円の厚い売りオーダーの壁を突破できず、その後は下落の一途。今週安値112.6円まで下落し、112.9円でクローズする結果となりました。

先週発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数は、予想18.0を遥かに上回る43.3。この43.3を上回ったのは、2011年3月に43.4を記録して以来、約6年ぶりです。

イエレン議長のタカ派発言、好調な米国経済指標、本来であれば、115円を超えても良さそうなもですが、投機筋のポジションを見てもわかるように、様子見ムードからまだ抜け出せないようです。

次のビッグイベントは、2月28日、上下両議院合同本会議でのトランプ大統領の議会演説。市場が期待している「驚くべき法人減税策」の具体的な内容が明らかになるのではないかと期待されています。

個人的には、ドル円相場は、トランプ大統領の議会演説まで上下どちらにも大きく動かない展開を予想します。

2.【ユーロ】の建て玉枚数|予想は横ばい継続、ギリシャ支援の行く末は如何に?

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日付 時間 ユーロドル 買い 売り 差引 差引前週比
2/8(水) 6:15 1.06839 126,708 171,659 -44,951 762
2/15(水) 6:15 1.05759 125,333 172,097 -46,764 -1,813
2/22(水) 6:15 横ばい  125,573 172,097 -46,524 240

(ユーロドルはXM Mac MT4(2月7,14日23:15)より抜粋、太字は予測値)

指数平滑法による予測【ユーロ】では、2/22(水)の差引前週比は、「240枚のプラス(ユーロ買いが増加)」という結果になりました。

ちなみに、2/15(水)の差引前週比は、「1,813枚のマイナス(ユーロ売りが増加)」でした。

ユーロに関しては、ギリシャ不安が再燃しています。

2月15日、ギリシャのチプラス首相(上写真)は、EUの経済・財務担当との会談で、「緊縮はもうたくさんだ」と緊縮策の上積みには応じない姿勢を明らかにしています。

2月20日のユーロ圏財務相会合でギリシャ支援を協議しますが、この会合で遅れている追加融資の審査が完了するとは思えません。となると、次の会合は3月。オランダ国政選挙が控えています。ウィルダース党首率いる極右政党が勝利となると、まとまる支援策もまとまらなくなる可能性が出てきます。さらに4月まで審査が完了しないと、今度はフランス大統領選挙と重なります。ここまで行くと、ギリシャどころの話ではなくなるかもしれません。

協議が長引けば長引くほど、7月のデフォルトが現実味を増してきます

ユーロ売りにつながる材料がこれだけあれば、もっとユーロ売りのポジションが増えても良さそうですが、ECBのテーパリング(量的緩和縮小)が2018年から始まるのではないか、との観測もある中で、投機筋としても様子見を決め込んでいる模様です。

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